2021年12月18日土曜日

西佐津間家庭集会_飯村雅幸牧師2021年12月18日

 



2021年12月18日(土)西佐津間家庭集会クリスマス礼拝第1弾説教要旨。
「切り株残る」イザヤ書6章12~13節新共同訳聖書、飯村雅幸牧師。
 聖書は66巻だが、内39巻は旧約聖書。初めの5巻はモーセ五書、次の12巻は歴史書。続いての5巻は知恵文学で、イザヤから5つは4人の預言者の大預言書、残りの12巻は小預言書と呼ばれる。今年もクリスマスを迎えるが、この意味はキリスト礼拝。つまり、このクリスマスが旧約聖書にも数多く預言され、今日の聖書箇所もその預言の一つと考えられる。
 既に預言者イザヤは紀元前740年頃に神殿で召命を受けた(6章冒頭)。そして、彼が伝えるべき内容が続く。12節冒頭の遠くは、紀元前605年から同582年迄の4回に渡るバビロン捕囚を指す。紀元前597年首都エルサレムは陥落し、同586年には破壊され尽くした。国民の多くはバビロンに移されるが、エレミヤの70年の預言(605~536BC、エレミヤ25章11~12節)が終了した暁には、帰還したユダヤ人によって第神殿の着工となる。これは、紀元前539年にバビロンを滅亡に追い込んだペルシャ王キュロスによる(エズラ1章)。この帰還した民の末裔からメシア出現だ。
1、見捨てない神の発見(54章7節、詩編37編28節)! 普通の親なれば子を見捨てる事はない。ならば、神も同じだ(ホセア11章8節)。感謝だね。
2、神の恵みに残る者が人生を謳歌する(10章20~23節、37章31節、46章3~4節)! 普段は、朝祷会を謳歌している。参加者は、平均70代。関東ばかりでなく、大阪でも奨励したが同じだ。老後は、こんなに楽しい時間が流れるとは誰が予想したか? 今年接した最高齢者は95歳。教会の隣に住んで杖も使わぬ。
3、切り株が残っていれば、望みは絶たれていない(Ⅱコリント4章7~9節)! 隣の家が植えてある柿の木を昨年ばっさりと剪定した。今年は、実を付けなかったが、未だ息の根が止まった訳ではない。会社で定年退職の印籠を渡されて喜ぶ者ばかりではない。だが、命迄持ってかれる訳ではないのだ。得意な事を出発させよう。営業で鍛えたハウツーがあれば、どんな中に入っても大丈夫。私も大学宣教団体で鍛えられた事があるので、どんな幅のクリスチャンでも受け留められるのは感謝だ。
今日は、1年に1回という事で奨励の光栄を戴き、感謝でした。


2021年12月18日の礼拝に感謝致します。

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