筑波福音基督教会LINEより2021年12月16日に教会の兄弟から紹介された素敵な文書が紹介されて頂きます。
<慰めの人になる>
1840年、アイルランドで発生した大飢饉の中、ジョゼフ・スクリーヴェンは生涯、忘れることのできない痛みを負いました。結婚式の前日、彼の婚約者を事故で亡くしてしまったのです。彼は、新しい場所で過去の痛みを忘れようと、カナダに移民し、苦しい現実と戦っていました。
移民生活を始めて数年後、スクリーヴェンはある女性に出会い、婚約しました。ところが彼女は結核で亡くなってしまったのです。
一度でも耐えがたい試練を、二度も受けたスクリーヴェンでしたが、その中でも神様をうらむことなく、かえって周りにいる貧困と病気で苦しんでいる人たちを助けました。
彼はイエス様のみことばに従って、自分の物を惜しむことなく、周りの人たちに分け与えたのです。
ある日、スクリーヴェンが病気になった時、友人たちがお見舞いにきて、デスクの上に置かれた詩を読みました。友人たちはその内容に感銘を受け、誰が書いたのかと聞きました。
すると、スクリーヴェンは「主と私が一緒に書いたものです」と答えました。その詩は、彼が祖国の母を慰めるために書いたものでした。
友人たちに発見されたこの詩は、音楽家チャールズ・クローザット・コンヴァースによってメロディーがつけられ、今も神の愛と慰めを必要としている、多くの魂の心をいやす讃美歌として用いられています。
それがあの、「いつくしみふかき」です。
いつくしみ深き友なるイエスは
罪咎憂いを取り去りたもう
心の嘆きを包まず述べて
などかはおろさぬ負える重荷を
深く悲しみを経験した人だけが、深い悲しみの中にいる人をいやすことができるのです。
このクリスマス、あなたの慰めを必要としている人はいませんか?
「神は、どのような苦しみのときにも、私たちを慰めてくださいます。それで私たちも、自分たちが神から受ける慰めによって、あらゆる苦しみの中にある人たちを慰めることができます。私たちにキリストの苦難があふれているように、キリストによって私たちの慰めもあふれているからです。」我們在一切患難中,祂就安慰我們,叫我們能用神所賜的安慰去安慰那遭各樣患難的人。我們既多受基督的苦楚,就靠基督多得安慰。 (コリント人への手紙第二1:4~5)
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