【アルブテックと言う名の消臭剤】
昔 アルブテックと言う名の消臭剤を
製造・販売メーカーとして売っていたことが
ある
純植物性で害が無い
ブナの木の木作酢を主原料として
ベースに置き作った画期的な消臭力を誇っていた
ラベルは 当時 高校生(だったと思う)だった
著名画家 伊藤深水画伯の孫が「風」を
イメージに書いてくれた
(今は アメリカで活躍していると聞く)
東〇ハンズにも並ぶはずだったが
なかなか金額が折り合わず その後 私の方が
失速 会社を閉めることになって話しはたち切れて
しまった
並ぶところも確保したとの卸業者の話しに
なんだか悔しい思いが拭いきれない出来事だった
だが この「アルブテック」と言う名の消臭剤に
は 当時もう一つの悔しいドラマがあったので
ある
当時 市販の消臭剤と言えば
匂いで臭いをごまかすという消臭剤が主流で
あまり臭い自体を取るということは考えられて
いなかったように思う
当時 医療機器の製造、販売から新しい活路を
模索して 紙製品やディスポーザブル全般を扱い始め
病院、医院、動物病院と回っていた私は
介護のオムツの臭いや動物病院ペット臭を解消できる
安全な消臭液を探していたのである
それはどこで頂いたのか?
たった1枚のコピーチラシから始まった
すかさずに製造者に電話をいれた
・・・中略・・・ 色々あって
彼は 気持ち良く販売権利を譲ると言ってくれた
それどころか特許出願中の特許を譲ってもイイと
言ってくれたのである
私たちは その方向で進んでいた
だがある日 訃報は届いたのである
彼は 特許の権利を妻にしていた
彼は 開発者に名を置けば特許権は有効だと
耳に入れていたのである
田舎の純情な男は妻を信じ切っていた
だが その妻は 田舎より都会に憧れていた
そして 男性と逃げたのである
その特許権を使い新しい会社を設立し
販売先を物色していた
時には 私たちとカチアウ
私たちにも 自分の所から仕入れろと
言ってきたこともあった
私たちは 彼が亡くなる数カ月前に
それを知り 互いに協力し合おうと 新しい消臭剤を
作り商標登録した
木作酢やミカンの皮を使った
消臭方法は もともと大昔から時代を超えて
田舎では使われていたようで
それに伴い 特許の切れた同類品種も沢山でていたので
そこから法的にも問題無いものを探しだしたのである
彼が そんな奥さんを最後まで気にかけていたのを
思い出す
私は フルーツビネガーもそうでしたが
始めるのが早すぎる傾向にあるのかもしれない?
フルーツビネガーの時も幕張メッセのフーデックスで
沢山の国内外の人々が興味を示されていましたが
後がこちらの都合で失速 続かなかった・・・
またいつか続きを書くかも?
2017年11月10日金昌民牧師
「ガラテヤ1章20節」(ボイスプログ)
http://bethesda.at.webry.info/201711/article_9.html
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