2022年3月25日金曜日

筑波福音基督教会LINEより2022年3月23日に教会の兄弟が紹介致しました素敵な文書を紹介されて頂きます。

 


筑波福音基督教会LINEより2022年3月23日に教会の兄弟が紹介致しました素敵な文書を紹介されて頂きます。

<それが後で実を結ぶ>

洗剤やハミガキの会社に「ライオン」があります。
その創業者は小林富次郎というクリスチャンです。

小林さんは若いときに、神戸にある教会でイエス・キリストを受け入れ、洗礼を受けました。しばらくして、小林さんは子会社の責任者として出向しました。

その会社はマッチを作る会社で、1年分のマッチの材料となる材木を川に浮かべて貯蔵しておきました。
ところが、1891年、彼のいた東北地方に台風がやって来て、大洪水になり、川に貯蔵していた材木すべてが流されてしまったのです。そればかりか、その材木が下流にあった橋を次々に壊していったのです。その結果、小林さんはその責任者として、多大な負債を負うことになりました。

小林さんは死に場所を求め、さ迷っていたときに、ある橋の上に来ました。
欄干をまたぎ、まさに「飛び込んで死のう」としたその時、1つの聖書の言葉が小林さんの心に響いてきました。

「すべての訓練は、そのときは喜ばしいものではなく、かえって苦しく思われるものですが、後になると、これによって鍛えられた人々に、義という平安の実を結ばせます」(ヘブル12:11)

それは小林さんの洗礼式のときに、牧師からいただいた言葉でした。それを突然思い出したのです。その時、彼はハッとしました。

「神はこの苦難をすでにご存知だったのだ。だから、あらかじめその試練に備えて、このみことばを私に下さっていたのだ。そうだ。これは私を強くするためであり、ピンチは同時にチャンスなのだ」

そう考えると力が湧いてきて、「もう死ぬ必要はない! もう一度チャレンジしよう!」と心を新たにしたのです。

小林さんは私財を全部処分しました。そして、40歳を過ぎていましたが、小さな石鹸工場をゼロからスタートしたのです!それが今日の「ライオン」という会社の土台となりました。

その後、小林さんの子や孫の何世代にも渡って、たくさんのクリスチャンが生まれ、その中には牧師や伝道者も生まれたのです。

「あなたがたが経験した試練はみな、人の知らないものではありません。神は真実な方です。あなたがたを耐えられない試練にあわせることはなさいません。むしろ、耐えられるように、試練とともに脱出の道も備えていてくださいます。」你們所遇見的試探,無非是人所能受的。神是信實的,必不叫你們受試探過於所能受的;在受試探的時候,總要給你們開一條出路,叫你們能忍受得住。(第一コリント人への手紙10:13)

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