昔々
今のパーソナルコンピュータの立役者でも
あると思われる一人の人の話しをしよう。
彼は、来る日も来る日も時間を惜しんで
パソコン用ソフトの開発に勤しんでいた
のだという。
来る日も来る日も家庭を顧見る(かえりみる)
こと無く、三食忘れ、その開発だけに没頭
していたのだという。
そんな彼の愛する娘が、ある日 交通事故で
帰らぬ人となった。
娘は、教会のキャンプのお手伝いに行った
帰りのこと同乗の運転士の居眠りにより
事故にあい亡くなったのだという。
彼が身近に娘を失った時、彼は、娘の
意志 (意思)にふれたのだと言う。
娘が遣り遂げようとする思いを悟ったのだと
言う。
そして、パソコンの仕事をやめた・・・
彼は主日礼拝もなかなかまもれない
サンデークリスチャンから熱烈的な教会奉仕者と
変えられた。
そして 神の慈愛は、彼を牧師へと誘ったのだという。
娘の祈りは、天に受け入れられて、父親は、
神様の僕(しもべ)へと煉り作り変えられたのである。
まさしく 一つの麦が死んだとき、沢山の麦が
収穫出来るように、彼女の死は、その信仰のゆえに
沢山の命を生むものへと変えられたのである。
よくよくあなたがたに言っておく。一粒の麦が
地に落ちて死ななければ、それはただ一粒の
ままである。しかし、もし死んだなら、豊かに
実を結ぶようになる。
(ヨハネによる福音書12章24節)
［ボイスプログ］ジョシュア四十四
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