筑波福音基督教会LINEより2021年10月12日
素敵な文書が教会の兄弟から紹介されましたので
此方でもご紹介させて頂きます。
<人生を変える人になろう>
バチカンのローマ法王の側近であった尻枝正行神父の話しです。
尻枝正行神父が少年であった時代は1945年、戦争末期でした。
お父様は戦死し、生まれ育った鹿児島の家が空襲で焼け、家族3人は命からがら逃げました。
そして、終戦の翌年、14歳の正行少年は、自分たちの住む都城の家を自分の手で改築しようと思いながら、当時アメリカ軍の援助で建築中であったカトリック教会へ釘を盗みに入りました
彼はピカピカ光るアメリカ製の釘を急いでリュックにつめている時、黒い服を来た外国人にいきなり首筋を押さえられました。
一瞬にして彼は真っ青になり、薄暗い刑務所に入れられた自分と悲しげな母親の姿を思い浮かべました。
ところが驚いたことに、その人は彼を殴ろうとも捕まえようともしないで、彼のリュックを取り、入るだけの釘を更につめ始めました。そして、何も説教をせず、彼を帰してくれたのです。
その上、門の所で「足りなかったら、またいらっしゃい」と言ってくれたのです。
この狐につままれたような出来事に、その夜の正行少年は一睡もできませんでした。
自分は釘を盗もうとしたのに、その釘を惜しみなく与えてくれたロンカート神父の太い手と澄んだ青い目が、彼の頭から離れませんでした。翌日から彼は教会に通い始めました。
そして、この神父に導かれて、釘泥棒の少年はやがて神父になり、後にバチカンで働くことになったのです。
人生は何によって決まるのでしょうか?人との出会いによって決まるのです。
皆さんにもイエス様に出逢わせてくださり、人生を変えてくださった方はいませんか?
あなたもまた、人生でさまよっている誰かを、イエス様へ出合わせる人になりましょう!
そのこことによって、その人の人生が変わるのですから。
主は言われます!
「恐れるな。わたしがあなたを贖ったからだ。わたしはあなたの名を呼んだ。あなたはわたしのもの」你不要害怕!因為我救贖了你。我曾提你的名召你,你是屬我的。 (イザヤ43:1)
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