2025年6月16日月曜日

韓国の信仰の友より2025年6月9日・10日・11日・12日・13日・いつも有難うございます。

 





韓国の信仰の友より2025年6月9日・10日・11日・12日・13日・いつも有難うございます。
2025年6月9日
主のみわざを告げ知らせよ!
黄金がきらめく鋼鉄の城壁に守られたバビロン。正義の槌で世界を打ち砕くと豪語したその都は、しかし主のため息ひとつで崩れ落ちました。水は城壁を覆い、炎は宮殿を舐め、王たちの驕りは塵のように舞い散りました。その巨大な崩壊のただ中で、エレミヤは叫びます。「主はわたしたちの義を現してくださった!」(エレミヤ書51章10節)天に届くほど積もった捕囚たちの涙は、ついに慰めの重みを与えられました。神は彼らの苦しみを飾り物とはなさらなかったのです。裁きの鉄音の中で義は精金のように鍛えられ、救いは暁の光のように紅く昇ります。今、預言者はわたしたちを奮い立たせ、シオンへと招きます。「来たれ、主のみわざを告げ知らせよう!」(同節)それは勝利者の凱歌ではなく、贖われ解放された罪人の告白でした。裁きの灰の上にのみ咲く“救い”という一輪の花があります。さあ、病の寝床を担ぎ上げ、救いの言葉で人生の道を歩みましょう。聖霊降臨の風が、胸の奥で大きくはためいています。
2025年6月10日
盲いた王が残した光
「バビロンの王はシデキヤの両眼をえぐり取り…彼を牢に閉じ込めた」(エレミヤ書 52:11)。王座は高くとも、シデキヤの視線は地をさまよっていました。城壁の上で響きわたる預言の炎にも、彼は一瞥すら投げかけませんでした。ついに彼が最後に見たのは、紅蓮に燃える神殿と倒れゆく息子たち。そしてその後に続いたのは果てしない闇だけでした。刀は彼の視力を奪いましたが、彼はすでに遥か以前から真理に対して盲目だったのです。冠は取り去られ、両の手には鎖だけが残りました。そして、その惨憺たる闇のただ中で彼はようやく悟ります。光は遠くにはないという事実を。順従という小さな窓は、いつでも彼の部屋へ暁の光を流し込み続けていたのです。シデキヤの悲劇は私たちを揺さぶります。権力と安逸の城壁の背後で、自らを欺いてはいないでしょうか。恐れと欲望が視野を曇らせてはいないでしょうか。盲いた王の破滅は終末ではなく、私たちへの鏡です。その鏡の前で、私たちは目を開く機会を与えられています。悔い改めの窓を押し上げる瞬間、神は変わることなく暁の光を惜しみなく注いでくださいます。シデキヤの深い闇のただ中でも、光は消え去りませんでした。闇が深いほど、明けの明星は一層鮮やかに光ります。私たちの瞳が完全に閉ざされてしまう前に、その星を仰ぎ見ましょう。
2025年6月11日
病んだ心
「わが心は病んでいます」(哀歌 1:22)石垣が崩れ、黄金に輝いた聖所が灰と化したその日、エルサレムの息吹は途絶えました。バビロンの軍靴が祭りの石畳を踏みにじり、子どもたちの笑い声は埃に埋もれ、歌は嗚咽へと変わります。その廃墟のただ中で、エレミヤは震える声で叫びます――「わが心は病んでいます」。崩れたのは石の壁だけではありません。神よりも権力と慣習を追い求めた私たちの心こそ、先に崩壊しました。貪欲と無関心、分裂と葛藤が裂いた内なる聖所が崩れ去ったのです。けれども夜明けは、灰の上に滲むように近づきます。主の風は消えた灯を優しく撫で、熱い涙を見えない種に変えられます。神は塵に伏す者を決して見捨てられません。瓦礫を見つめながら、私たちは悟ります――修復されるべきは崩れた城壁よりも、病んだ心であると。今日、主の御前に荒れ果てた心を差し出しましょう。石のように冷えた胸にも、やがて芽が息づき、恵みの若葉が静かに広がることを祈ります。
2025年6月12日
偽りの光と真の嘆き
「あなたの預言者たちはあなたのために虚しく愚かな幻を見た」(哀歌 2:14)。主の憤りが雲となってシオンを覆ったとき、聖所の香りはかき消え、バビロンの剣は石の柱を倒しました。けれど民を打ち倒した真の凶器は剣ではなく、眩いほどに輝く偽りの説教でした。甘美な預言は罪を見逃させ、悔い改めへの門を閉ざし、炎のような絶望を呼び込みました。子どもの泣き声が路地を濡らし、若者の屍が街を埋め、熱い涙は河のように流れ落ちます。それでも偽りの説教は現実を麻酔薬で包むだけでした。しかし嘆く心はなお息づいていました。痛みから目を背けず、夜通し胸を打って慟哭するとき、私たちは自らを欺いてきた鏡を粉々に砕きます。その瞬間、神は「なぜ滅びたのか」とは問われません。代わりにこう呼びかけられます――「今やわたしが見えるか」。偽りを脱ぎ捨て、裸の魂で御前に立つとき、暁の光は灰の上にも降り注ぎます。嘆きは終わりではありません。やがて恵みが冷たい裂け目を押し広げ、温かな息吹となって染み込み始めるのです。
2025年6月13日
毎朝新たにされる
「これらのことは、朝ごとに新しくなる。主の誠実は大きい」(哀歌 3:23)という告白は、暗闇のただ中から救い出された一筋の光です。哀歌3章は、絶望の谷をさまよう者が、身を取り巻く苦難と神の懲らしめに打ちひしがれながらも、幾筋もの涙の海の底から顔を上げ、神のいつくしみを見出していく旅路を描いています。最初の一歩は、深く刻まれた傷を認めることです。「我が心は腹の中で衰えた」と嘆き倒れる魂を、素直に神のみ前へ差し出し(3:17)、その痛みの中から真摯に呼び求めます。続く第二の一歩は、記憶の力です。苦しみの理由を探りつつも、過ぎ去りし日々に注がれた恵みを心に呼び戻し、「それゆえに希望がある」と告白することです(3:21)。そしてついに夜明けが訪れます。毎朝、憐れみの扉を開く不変の神の誠実が、私たちを起き上がらせるのです。主は過ぎ去った罪の数以上の赦しの鍵をそっと解き放ち、新たな日の一歩を祝福してくださいます。その誠実は、私たちの弱さの前で立ち止まることなく、むしろ再び立ち上がらせ歩むようにと、慈しみ深く手を差し伸べてくださるのです。今朝もなお苦しみの谷にとどまっていますか?朝ごとに新たに差し伸べられる慈しみの暁の光の中を歩みましょう。どれほど深い闇の谷であっても、神の恵みは必ず照らし続けます。今日も、あなたの人生を抱きしめる主の誠実さをしっかりと掴み、恐れを投げ捨て、希望の一歩を踏み出してください。
ハレルヤ 感謝。


神は愛なりハレルヤ 阿們




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(韓国) 2025/6/8オリュン教会日本語礼拝「聖霊により生き返れ」能瀬熙至伝道師((日本語/韓国語)
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(韓国) 2025/5/25オリュン教会日本語礼拝「結びついた友」能瀬熙至伝道師((日本語/韓国語)
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(韓国) 2025/4/13オリュン教会日本語礼拝「私の為の十字架」能瀬熙至伝道師((日本語/韓国語)
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(韓国) 2025/4/6オリュン教会日本語礼拝「聖餐に与る恵み」能瀬熙至伝道師(日本語/韓国語)
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(韓国) 2025/3/23オリュン教会日本語礼拝「宮清め」能瀬熙至伝道師(YouTube(日本語/韓国語)
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(韓国) 2025/01/12オリュン教会日本語礼拝「神は愛なり」能瀬熙至伝道師(音声プログ(日本語/韓国語)
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【賛美】主の計画の中で
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주님의 계획속에서
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【賛美】いつもいつまでも
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항상영원히까지
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