
韓国の信仰の友より2025年6月2日・3日・4日・6日・いつも有難うございます。
2025年6月2日
たとえ世があなたを見捨てても
すべてを失ったかのように感じる瞬間があります。失敗と挫折の中で、自分という存在が消えてしまいそうな恐れにとらわれるとき、神さえも私を見放されたのではないかと疑ってしまいます。エレミヤ書46章は、大国の滅亡を預言する重苦しい章です。かつて世界を支配していた国々でさえ、神の裁きの前では崩れ去るしかありませんでした。しかし、その厳しい裁きのただ中で、神は弱く小さなヤコブに、まったく異なる声をかけられます。 「わたしのしもべヤコブよ、恐れるな。…おののくな。… わたしがあなたと共にいるからだ。わたしはあなたを滅ぼし尽くしはしない。」(エレミヤ46:28)世の権力が揺らいでも、神の約束は揺らぎません。帝国は消えても、「わたしのしもべ」と呼ばれた者は消え去りません。それは彼らが強いからでも、正しいからでもなく、神が結ばれた契約が彼らを支えているからです。私たちが散らされ、弱くなっても、神は変わらず私たちを「わたしのしもべ」、「わたしの民」と呼んでくださいます。たとえ世が価値のない存在だと見なしても、神にとっては大切な契約の子たちなのです。すべてが崩れ落ちるように思える時も、神の約束だけは揺るぎません。「わたしがあなたと共にいる」。このひと言が、すべての恐れに対する答えです。神の臨在が私たちの存在を支え、神の真実が私たちの未来を確かなものにします。この約束を握るとき、どんな絶望の中でも、私たちはもう一度立ち上がる希望を見出すのです。
2025年6月3日
主の剣よ、いつまでですか?
「主の剣よ、いつまで休まないのか」(エレ47:6)。エレミヤの嘆きは、単なる戦争の悲劇に対する叫びではありません。絶え間なく切り裂かれ、崩れてゆくこの世界の中で、なぜ神の御心はこんなにも長く止まらないのかという、魂の奥底からの震える問いなのです。神の剣は、無分別な怒りではありません。それは、沈黙の中で育った高慢に向けられた、静かでありながら的確な叫びです。休まぬ剣は、終わりなき不義への応答であり、もしかすると止むことのない愛のもう一つの姿かもしれません。しかし、エレミヤの問いの中には希望があります。「いつまで」という言葉には、「いつかは終わる」という信仰の影が宿っています。苦しみの日が終わり、主の剣が鞘に戻るその日。その日、私たちは癒しの御手を感じることでしょう。その日まで、私たちはこの問いを胸に抱いて生きていきます。「主よ、その剣が止まる日を、私は待ち望みます。」
2025年6月4日
頼ったものに裏切られるとき
「モアブはケモシュによって辱めを受ける。」(エレ48:13)。ヘブライ語で「辱めを受ける」という語ボーシュ(bosh)は、単なる恥ずかしさを意味するのではありません。期待が崩れ、しがみついていたものが実は虚しかったと知るときに感じる、心の奥底に染み込むような失望と混乱、魂の中が空洞になったような感覚、それが「ボーシュ」です。モアブはケモシュという神に頼りました。戦争も災いも、その神が守ってくれると信じていたのです。しかしケモシュは何の声も上げず、何の力も示しませんでした。モアブは崩れ落ち、その栄光は「ボーシュ」――崩壊の恥に変わったのです。では、今日の私の「ケモシュ」は何でしょうか?私が心の深くで頼っているもの――お金、名誉、人間関係、あるいは自分自身……決して崩れないと信じていたその何かが、いつの日か私を「ボーシュ」へと導くかもしれません。しかし、主に拠り頼む者は決して辱めを受けません。主は決して崩れることのない岩、そして私たちを最後まで失望させることのない真実なお方だからです。今朝、この問いから一日を始めてみてください。「私は今、何を頼りにしているのだろう?」その告白が、あなたの心をもう一度岩の上に立たせてくれるはずです。
2025年6月6日
今こそ、旅立つときです。
「バビロンを離れよ」(エレミヤ書50章8節)。つい昨日まで、私たちはその城壁の内側で家を建て、畑を耕し、その地の平安を祈っていました。しかし夜明けの空気は変わりました。長い懲らしめの冬の果てから響く神の足音――絡め取られた鎖を溶かす解放の息吹が流れ込んできます。とどまることが従順であったなら、いま出て行くことも従順。魂を麻痺させる安逸から抜け出すのです。根深く張りついた暮らしを引き抜くのは容易ではありません。恐れが先に立ち、慣れ親しんだものが足を絡め取るでしょう。それでも荒野の荒い砂嵐へ最初の一歩を踏み出さねばなりません。私たちが築いた家より、私たちを建てる御手のほうがはるかに揺るぎないからです。振り返ってください。金と名誉、承認への渇望の塔がぐらりと傾き、虚無の塵を巻き上げています。その轟音の合間に聞こえる微かなささやき――「わたしはあなたを忘れなかった」。だから恐れではなく、主へのときめきを帯として腰に締めてください。雲の柱が再び動き、海の道が再び開かれようとしています。出発は喪失ではなく、約束へ通じる敷居。今日、神の時計が私たちを呼び覚まします。荷をまとめ、光の方へ進んでください。荒野の果てで、シオンの新しい歌があなたを待っています。
栄光在主 ハレルヤ

(韓国) 2025/6/8オリュン教会日本語礼拝「聖霊により生き返れ」能瀬熙至伝道師((日本語/韓国語)
https://youtu.be/W6m70es1_GM?si=Ebye5qBtaEWKTqW0
(韓国) 2025/6/1オリュン教会日本語礼拝「主はあなたを喜ぶ」能瀬熙至伝道師((日本語/韓国語)
https://youtu.be/tzlJjVrDJtc?si=V0-YWv-_f3ICZc-S
(韓国) 2025/5/25オリュン教会日本語礼拝「結びついた友」能瀬熙至伝道師((日本語/韓国語)
https://youtu.be/7qVCTJxIOko?si=kTuBnuaw-FVdCFDv
(韓国) 2025/5/18オリュン教会日本語礼拝「結婚と夫婦」能瀬熙至伝道師((日本語/韓国語)
https://youtu.be/W-ih-O22bmQ?si=VCiIIg0owd1jb4G7
(韓国) 2025/5/4オリュン教会日本語礼拝「親と子の関係」能瀬熙至伝道師((日本語/韓国語)
https://youtu.be/L9in8blLOzQ?si=Bo0W06vBo02Kgj0a
(韓国) 2025/4/13オリュン教会日本語礼拝「私の為の十字架」能瀬熙至伝道師((日本語/韓国語)
https://youtu.be/koN9EF16LZU?si=sqvaf70X3UNaRULc
(韓国) 2025/4/6オリュン教会日本語礼拝「聖餐に与る恵み」能瀬熙至伝道師(日本語/韓国語)
https://youtu.be/X_LkE6FgyOI?si=Po2kMdnLMUQGXuNs
(韓国) 2025/3/23オリュン教会日本語礼拝「宮清め」能瀬熙至伝道師(YouTube(日本語/韓国語)
https://youtu.be/QG0CQwQra2w?si=G0sVpjO9MYaP0wsv
(韓国) 2025/3/9オリュン教会日本語礼拝「心を裂いて」能瀬熙至伝道師(YouTube(日本語/韓国語)
https://youtu.be/Km2BL-S3oEM?si=AM84n-lafuojHOZa
(韓国) 2025/01/12オリュン教会日本語礼拝「神は愛なり」能瀬熙至伝道師(音声プログ(日本語/韓国語)
http://www.podbbang.com/channels/1790267/episodes/25075994
【賛美】主の計画の中で
Seekers (Within Your Plan
주님의 계획속에서
https://www.youtube.com/watch?v=NjUEbhpxJYE&feature=youtu.be
【賛美】いつもいつまでも
Seekers (Always
andForever
항상영원히까지
https://www.youtube.com/watch?v=MsfDBkdK3XQ&feature=youtu.be
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