目覚まし時計が鳴り始めた
チリリリリリン チリリリリリン
ママが
「〇〇〇ちゃん」「〇〇〇ちゃん」
「おきなさい・・・」 と
優しい声で目覚めを促す(うながす)。
すると娘は、
甲高い(かんだかい)声で、
トロ〜〜〜〜〜ン と甘え声を発して、
また御布団の中へと潜り込んでしまった。
パパが、寒い 寒い と呟いて
御布団を抜け着替えを始める。
娘は、こっそりと御布団の隙間から
うっすら と薄目を開けてコックリと
「おきるのぉ〜〜〜〜〜ぉぉぉぉ」と
呟きかける。
パパが、声も出さずに頷く(うなずく)と
娘は、それを見てか ??見ぬでか ??
また 御布団を覆って御布団の中へと
潜ってしまう。
東の黄色い太陽光がカーテンの裾(すそ)の
から申し訳なさそうに顔を突き出し覗かせる。
冷たい空気がストーブの熱に掻き混ぜられ・・・
娘は、
しばらくしてから、
「ご飯ワ〜〜〜」 「ご飯ワ〜〜〜」と
おき出してきて・・・
「〇〇〇ちゃん早く起きたょ」だって サ
娘の最寄駅まで今日は特別に車で見送ると、
元気 元気で
「行ってきま〜〜〜う」と改札に駆けて
行った。
パパは、今年も元気で出勤できるようにと
その後ろ姿に祈るの サ
I love you の一年が始まるの サ
ハレルヤ エーメン
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