2013年7月10日水曜日

【TPPか!減反か!】

【TPPか!減反か!】

父と外に食事に出かけた。
いつも通る道で普段見慣れた景色なのに
九十才を過ぎた父が 何か少しボケたように!
「ここに こんなお米屋さん有ったっけぇぇぇ」って
呟くのだ。

私は、ためらいもなしに
「有った ょ」と
ぶっきらぼうに答えてしまった。

そして 思い出したのだ
あの時の出来事を・・・
それは、オイルショックで騒いでいる
時期だったろうか?
お米の流通が悪く国民がお米を買うのが
困難な時だった。

母がこのお米屋にお米を買いに来た事が
あると言っていた。

「お米を下さい」と店先に入ると、
店先には収まらない程のお米が山のように
積んであったと言う。

それを目にした母は、
無論、母は買えると思っていたらしい。

だが、店主の答えは違っていた・・・
「お米は無い」と売ってもらえなかったの
だと言う。

便乗値上げに加担してか、大得意様の為かは定かでないが、
母は、売って頂けなかった悔しい思いに、黄ばんだタイ米を
悔しそうに握りしめて帰ってきたことがあった。
その売れ残ったようなお米が臭かったのは
今でも心に残っている。

日本では、輸入米に多額の税金が課せられている。
だからあまり海外からは良い米は輸入出来ず
販売も困難極まりない。

日本では、国内米でも多いと言っては、
作りすぎだと言っては 価格のバラつきを抑えるためか?
玄米のまま、白米になってからも 焼却処分になるものが
多いのだと言う。
(農家が苦労して作っても処分されると言う、)
貧困層に寄付することも出来ずにただ焼き捨てられる
のだと言う。
(寄付する為には高額な税金がかかるから、
かえって近所で買ったものを寄付した方が安いのだと言う。)

TPPの遺伝子米輸入も可能性としては、恐ろしいが。
まず減反政策での後継者不足や日本のお米の見直しが必要
だと そう思う。
輸入米の関税見直しも必要かもしれない!
あのオイルショック時のスーパーの無陳列棚に、ならない為に
あの東日本大地震の時のスーパーの無陳列棚に、ならない為に



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