2010年12月9日木曜日

【555ぞろ目】(写真 東上野の蔵!)




【555ぞろ目】(写真 東上野の蔵!)

冷たい雨音に目が覚めた朝。
太ももを すすり すすり 階段を
降りて、
眠たい目を こすり こすり 時計を
見る。
えっ まだ AM5時55分 ?
ぞろ目かぁ~~

そう思うと
こんな記憶がフッと頭の中に
よみがえる。

あれは、次女が生まれたころのこと
小さなアパートで、夫婦仲も悪く
家に帰るのが苦痛だったころ。
帰ればすぐに喧嘩、狭い二間には、
妻と長女・・・
私の居る場所は見つからず !
何時も近くのパチンコ屋に入り浸っていた。

「依存症!!」
もしかしたらそうだったかも???
デジタル時計の333を見れば
「ラッキー ぞろ目だ、パチンコへ行こう!」
車の距離メーターが 999なら
「ラッキー ぞろ目だ、パチンコへ行こう!」
どこかの看板に書かれている444を見ると
「ラッキー ぞろ目だ、パチンコへ行こう!」と
因果関係(いんがかんけい)を見つけては
パチンコ屋に行き
タバコを2箱、3箱と空けていた。

家に帰るのは寝るばかり
それすらも妻に会いたくなく
夜遅く、軍艦マーチを聞くまでは
なかなか帰りたくなく、何時も其処にいた。

それでも夫婦が別れなかったのは、次女の
知的障碍が分かって、お互いが益々
責任転換(せきにんてんかん)して喧嘩を重ね
たから。
言葉を変えて言えば、夫婦お互いが次女の
知的障碍を相手の責任として押し付け
あっていたから。
次女の知的障碍にお互いが責任を感じていたから。
次女をもっと愛そうと夫婦夫々に試行錯誤
(しそうさくご)し心の思いを整理していたから。

結果、
思いのやり場を失ってやっと悟った(さとった)。

神様に出会いやっと・・・

神を受け入れ、神の愛に知的障碍の娘が
私たち夫婦を繋ぎ止める絆(きずな)であった
ことを知った。
互いを赦し愛し合う絆であったことを知った。
その後、
事業に失敗しても、この娘が、私たち夫婦を
繋ぎ止め、引き止める絆であったことを
益々深く知った。

それから、結婚11年目にして男の子が
生まれた。
今も小さい体で次女をフォローしている息子が
与えられた。

冷たい雨音が目を覚ます。
太ももを すすり すすり 祈りを捧げる。
眠たい目を こすり こすり 感謝の思いに
一杯になって祈りにつぶやく・・・

主に感謝 主に感謝 冷たい雨も主に感謝
感謝 感謝 感謝 ハレルヤ エーメン
主に感謝 主に感謝 既に与えられ、まだ見えない
出来事にも感謝 感謝 ハレルヤ エーメン
台湾に居る長女の忍耐が守られますように
感謝 感謝 感謝 ハレルヤ エーメン


[ボイスプログ]水曜礼拝2010.12.08
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